Stoke Space社、完全再使用型ロケット「Nova」の量産体制拡大に向け、5億1,000万ドルを調達
10.8.2025

完全再使用型の中型ロケットを開発するStoke Space Technologies社(以下、Stoke Space社)は、9月23日付で、トーマス・タル氏率いるUS Innovative Technology Fund (以下、USIT社) のリード投資のもと、シリーズD資金調達において5億1,000万ドルを調達したことをお知らせいたします。 これに合わせて、シリコンバレー銀行が組成した1億ドルのデットファシリティ(融資枠)も調達しました。今回の新たな資金調達により、同社の累計資金調達額は9億9,000万ドルと従来の2倍以上となり、今後、製品開発および事業拡大の加速に充てられる予定です。

本ラウンドに新たにWashington Harbour Partners LP社とGeneral Innovation Capital Partners社が加わったことで、Stoke Space社が米国の国家安全保障および産業基盤において果たす役割の重要性を改めて印象づける結果となりました。 また、前ラウンドに参加した776、Breakthrough Energy、Glade Brook Capital、Industrious Ventures、NFX、Sparta Group、Toyota Ventures、Woven Capitalなどの各社も、引き続き本ラウンドに出資しています。

今年初め、Stoke Space社は米国宇宙軍 (U.S. Space Force) より、米国の宇宙輸送能力を強化することを目的とした国家安全保障宇宙打ち上げ(National Security Space Launch: NSSL)契約を受注しました。 本契約は、商業、防衛、そして「ゴールデンドーム (Golden Dome)」など新たな宇宙構想において、中型ロケットの打ち上げ需要が高まっていることが背景にあります。 同社が開発中の完全再使用型ロケット「Nova」は、短時間で再使用できる設計となっているため、打ち上げ頻度の向上につながるとともに、衛星コンステレーション(衛星群)の展開、宇宙空間での移動、そして地球への帰還など、宇宙への往来・運用全般の発展に寄与します。

USIT社 会長のトーマス・タル氏は次のように述べています。

「打ち上げ能力は、米国が宇宙経済において競争力を維持し、主導権を握れるかどうかを左右する重要な鍵となっています。Stoke Space社による再使用型打ち上げシステムへの先駆的な取り組みは、米国の国家安全保障および商業衛星打ち上げ能力の強化に直結するものです。高頻度かつ信頼性の高い打ち上げ運用を実現するという同社のビジョンは、宇宙産業において優位性を維持するうえで欠かすことのできない革新的な挑戦といえます。米国の航空宇宙産業の新たな発展に向けた同社の事業推進を、心から支援いたします。」

シリーズCラウンド以降、Stoke Space社は第1段および第2段の実機仕様のエンジン構成を用いたミッションデューティサイクル(MDC)試験を完了し、両段の構造健全性の検証を行いました。 また、フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地にある発射施設14号の改修も順調に進んでおり、稼働開始は2026年初頭を予定しています。

Stoke Space社の共同創業者兼CEOアンディ・ラプサ氏は次のように述べています。

「今回の資金調達により、Novaロケットの開発完了と初飛行実証に向けた準備が整います。本ロケットの設計に着手したのは、現在の打ち上げ能力のままでは、増大する需要に十分に応えきれないためです。国家安全保障宇宙打ち上げ (NSSL) 契約の獲得や多数の商業打ち上げ契約が、こうした需要を裏づけています。投資家や政府パートナーからの新たな支援のもと、当社のロケットの実用化に向け、一点集中で取り組んでまいります。」

今回の新たな資金は、「Nova」の生産能力拡大および、フロリダ州ケープカナベラル発射施設14号の稼働開始に向けた体制整備に充てられます。 さらにStoke Space社は、サプライチェーンや自社開発のソフトウェア製品「Boltline」、インフラへの投資を拡充し、高頻度打ち上げ運用に備えるとともに、米国の宇宙産業基盤全体の発展にも貢献していきます。

Stoke Spaceについて
Stoke社は、低コストでオンデマンドの宇宙への、宇宙を通じた、宇宙からの輸送を提供することで、宇宙経済を拡大しています。 航空機のような頻度で運用できるように設計された、完全かつ迅速に再利用可能なNovaロケットおよびその他の宇宙船を開発しています。 Stoke社の技術開発は、米国宇宙軍、DIU、NASA、国立科学財団、およびその他の政府および民間パートナーから資金提供を受けています。 詳細については、Stoke PRのJohn Taylorまでご連絡ください:(571)437 – 4685; [email protected]

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